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 第7章

人間の細胞とメカニズムl
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生物細胞と
メカニズム
  人間の細胞とDNA  

1)細胞はあらゆる生物の基本単位である 人体の約70% は水(HO)である 元素の中のC,H,O,Nで人 体の96%を構成している。 炭素Cが生物の特徴を表す根源である C,H,O,Nは軽く、重い元素  
  I,Fe,Co,
は夫々 甲状腺ホルモン、ヘモグロビン、VitaminB₁₂に存在する。糖、脂肪酸、アミノ酸、 ヌクレオチド、に高分子の多糖、タンパク質、核酸などが生命活動の大半を担っている。  

2) 生物は0.001ミリの大腸菌から鯨までサイズはさまざまであるが 単細胞生物、多細胞生物いずれ も細胞からなり、ヒト一人の細胞の数は60兆個にもなる。

3)  地球の年齢約46億年、細胞の原型ができるまで10億年、生命の基本は自己複製によりRNA   が触媒として酵素のように働き、やがてDNA中心の生命が誕生した。

4) 人間の身体は約60兆個の細胞からできている
 (1)生物の細胞はDNAの塩基配列によって保存されている遺伝情報をもとに、たんぱく質をつくる
 (2)細胞の増殖、分裂、死滅は絶えずくりかえされている
 (3)細胞のなかにあるDNAがmRNAを通して体内の各器官に指令を与えて、たんぱく質を合成する
 (4)たんぱく質は身体のあらゆる部分の部材である
 (5)生きていくためには、身体にエネルギーを与え続けなければならない
 (6)細胞内のミトコンドリアがエネルギーを供給して常にたんぱく質を維持している 

  タンパク質の働き
1)    タンパク質は20 種類のアミノ酸のいくつかがつながった分子である
2 アミノ酸の種類および順序によってタンパク質の性質が決まる
3)    タンパク質は体のあらゆる部分を構成している部材である
4)    DNAの情報からタンパク質をつくる 2段階の工程がある
5)  遺伝子の本体「DNAの二重ラセン構造の中に われわれの祖先から引き継ぐ情報が入っている
6)    情報をmRNA(メッセンジャーRNA)に載せて転写されていく(翻訳)
7)    設計図をもとにタンパク質が合成される
8)    人によって、皮膚、骨、内臓、毛髪、顔などすべてが異なる原因 はこれにある
9)     毎日取得する食物(含む医薬品、サプリメント)の影響は、胃腸で消化・分解ののち、成分が
  タンパク質の活性部に働くのである

   生きているとは1.
 1)生物の細胞はDNAの塩基配列によって保存されている遺伝情報をもとに、たんぱく質をつくる
 2)細胞の増殖、分裂、死滅は絶えずくりかえされている
 3)細胞のなかにあるDNAがmRNAを通して体内の各器官に指令を与えて、たんぱく質を合成する
 4)たんぱく質は身体のあらゆる部分の部材である
 5)生きていくためには、身体にエネルギーを与え続けなければならない
 6)細胞内のミトコンドリアがエネルギーを供給して常にたんぱく質を維持している
 7)多細胞生物の細胞は互いに協調して働いている
 8)生きるために血液は重要な働きをしており、血液中のグルコースが血糖値を一定にする働き
9)グルコースは血液を通して身体全体の細胞へ常に供給される  
 10) 食事をすると血液中のグルコースが上がり、膵臓のβ細胞に流入「インスリン」が小胞体、
ゴ ジル体を介して分泌、肝臓、骨格筋へ届く
,インスリンは肝臓の受容体と結合、タンパク質が活性化される

  生きているとは2.
 1)骨格筋では、インスリンが受容体に結合する。
 
2)グルコースからグリコーゲンの合成が促進 グルコースを取り込む小胞が細胞膜と融合
  3)グルコースの取り組み口が増え、血糖値は低下する
  4)運動や食事後経過により血糖値が低下しグルコースを補給しなければならない
  5)膵臓のα細胞は「グルカゴン」を分泌肝臓の受容体と結合、グルコース濃度上昇、膵臓
   肝臓、骨格筋の細胞が協調しあう

  血液の働き1.
1) 血液は全身の細胞に栄養分と酸素を運搬、CO 老廃物を運び出すための媒体となる
2)ヒトの血液量は体重の約1/13で, 男性8%、女性7%である
3)赤い色は、赤血球に含まれるヘモグロビン、ヘモグロビンがなくなると緑色になる
4)子供のときは骨髄で造血、成人では胸骨肋骨脊椎、骨盤などで造血が行われる
5)血液は常に循環している
6)血液のpH7.35ー7.45と厳密に調整している
7)血液pH7.0以下になると昏睡に陥り、7.7以上になると痙攣を起こし、心臓が停止 する
8)血液が運ぶ栄養分は何処から来るか? 食物が消化、吸収され、肝臓で代謝、排泄される
9)炭水化物(糖質)、脂質、タンパク質は消化されて、ATP(アデノシン三リン酸)を形成する
10)造血、循環,緩衝・平衡 ,体循環 心臓, 動脈, 肺以外の全身 抹梢部毛細血管, 静脈,
11) 肺循環 心臓 肺動脈 肺胞部毛細血管 ,肺静脈 等重要である
12)栄養物の運搬 ,三大栄養素は小腸、肝臓で代謝が行われ、各臓器に運ばれ、吸収される

 血液の働き2.
1)各栄養素は血液によって運ばれ、臓器の細胞に流入する、その中にはCa(カルシウム)等のミネ  ラルイオンも含まれている
2)カルシウム(Ca),神経の情報や筋肉の運動指令の伝達物質で、それが不足すると、からだの維  持ができず、ガンの原因となる
3)重要なミネラルの血中濃度は一定に維持されている、従って病院で検診しても身体全体のミネ  ラル分不足の事は分からない

*人間は常に外部からエネルギー源を取り入れ、吸収している。
 7)食物の中の栄養素は小腸、肝臓で代謝が行われ、各臓器に運ばれて吸収される
 8)医薬品やサプリメントは植物や動物の持っている栄養素や毒素を抽出、分析、合成をしてその
   有効成分を多量に含む材料である。従って、食物よりはるかに効果をあたえるのである
 9)人間をはじめ、動物の体内にはチトクロームP450というたんぱく質が存在する。これは肝臓で
   薬物を代謝する酵素である。この酵素の働きが鈍い人は薬を多く取りすぎると、血中に残り、
   副作用が起こる。逆の場合は薬を飲んでも効かない。このように薬やサプリメントは、人によって
良く 効く人と効かない人が生じるのである。

*薬やサプリメントは有効成分がすぐに効くわけではない。
 10)サプリメントを飲み始めて、効く、効かないと判断して、すぐにやめてしまう人は大きな間違いで
   あることを理解すべきである。
 11)薬やサプリメントの栄養素は口から入るものばかりではない。皮膚の表面から浸透して体内    に吸収される有効成分もある。これらは直接的にたんぱく質に働くので、効果が早い。塗り薬
   や化粧品はこのような成分を取り入れて、つくられている。

*腸内細菌と健康生活
 1)人間が口から取り入れた食物や、医薬品、サプリメントはどのように体内で動いていくのか?
   最近の著書から引用して、そのアウトラインを示そう。人間の身体の中には約100兆個の腸内細菌が住んでいるといわれている。その大きさは0.5ミクロンから数ミクロンの小さな生き物である。例えば、大腸菌は幅0.5ミクロン、長さは2-3ミクロンである。ウイルスはさらに小さく、細菌の10分の1以下である。腸内細菌は害になるものばかりではなく、ほとんどの腸内細菌は人間 の健康のために働いているのである。
 
 2)腸内細菌は人間が食べたものを栄養にして増殖を繰り返す。無限に繰り返すわけではなく、自分達が生きていくのに必要なだけ増殖する。腸内細菌は人間が食べた食物の消化を助ける。口の中で細かくされた食物は食道を通り、胃に送られる。成人の胃の大きさは1.2-1.4リットル
 胃の中では塩酸タンパク質を消化するペプシンによって食片を細かく粉砕する。そのあと、胃の蠕動運動によって十二指腸へ送られる。十二指腸は小腸の一部で、小腸は長さが約6メートルもある。
十二指腸には肝臓から胆管を通して、脂肪の消化を早くする胆什が流れ込む。膵臓からは膵管を通して膵液が流れ込む、膵液はたんぱく質を消化したり、脂肪を脂肪酸とグリセリンに消化したり、でんぷんを消化したりする役割がある。

 3)健康な人の食物が移動する時間は、平均すると胃で約4時間、小腸で3-4時間、大腸で 
   10-20時間滞留する。この間、小腸で大部分の栄養分が吸収され、長さ約1.3メートルの大腸
   では、水分とミネラル部分が吸収され、大腸の後半部でウンチがつくられ、肛門ら排出される

 4)このように、食物がいろいろな器官を通りながら消化される間に、各栄養素は代謝され、吸収さ   れる。体内には多くの分泌器官をもっている。脳か垂体、唾液腺、甲状腺、副腎、膵臓、各消化管などでホルモンが分泌され、全身の物質代謝を調節する。これらのホルモンは特定の細胞で分泌され、特定の組織で作用する。しかしこれらの量は極めて微量である。

 5)我々の身体は、このように食物などから栄養分を取り込んで、細胞分裂を繰り返し、各組織が
   入れ替わっていくのである。正常細胞の分裂周期は

   血小板ー3-10日、白血球ー10-14日、赤血球ー約4か月、胃腸粘膜ー3-5日、皮膚ー約1か月筋肉ー約3か月、骨ー約7-10年

であり、増え過ぎないように秩序を保っているのが正常細胞、無秩序に増え続けるのがガン細胞である。  
血液の働き
 *脳と栄養の働き

 人間の心の働きと行動は、脳の神経細胞(ニューロン)を通して伝達される指令に基ずくのである。その脳の働きを決めるのは、個人によって異なる栄養のバランスに依存している。脳のエネルギー源はブドー糖であり、炭水化物が分解されてできる糖質である。その他、ブドー糖をエネルギーに変えるビタミンB類
脳の神経細胞を活性化するDHA, アラキドン酸、リン脂質なども必要である。
 神経伝達物質としてはチロシン、グルタミン酸などがある。脳の細胞血管には、血液関門があって血液中にある物質のなかから必要なものだけを選び、脳内に通過させる。従って、上記栄養成分を多く食したからといって、脳の働きがよくなるとは限らないのである。問題は神経伝達物質のチロシンにあり、これが
ドーパミンとノルアドレナリンの前駆物質でアミノ酸であり体内で重要なドーパミンに変わる。

 このカテコールアミンに属する三つのホルモン、ドーパミン、ノルアドレナリン、アドレナリンの役割が重要である。ドーパミンは快楽のホルモン、ノルアドレナリンは怒りのホルモン、アドレナリンは恐怖のホルモンであり、これらが分泌されることによって、人間の感情が様々に現れるのである。
 

 ドーパミンは快楽を生むためだけにあるのではない、いくつもの軸索を脳内に伸ばしており、その一つが大脳基底核に伸びて、情報をやり取りしている。人間の意欲を決めるこれら三つのホルモンがどのように分泌するかによって、良い人間、悪い人間の程度が決まるのではないだろうか。

 現在の世界の中で、ある国ではある宗教の原理主義者と主張しながら、極めて危険な行動をしているグループもある。彼らは決して良い人間のカテゴリーには入らないだろう。なぜそうなったかは、それまでに生きてきた環境、祖先から引き継いだDNAの影響その他があるだろうが、グループの中で徹底的に洗脳されてしまった人もいるだろう。彼らは上記の怒りのホルモンと恐怖のホルモンばかりが常に分泌しているように、変えられたのである。

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